ブロック・ボリューム・パフォーマンス

Oracle Cloud Infrastructure Block Volumeサービスでは、一貫性を実現するために設計されたNVMeベースのストレージ・インフラストラクチャを使用することで、柔軟性が高く、自在にスケーリングできるパフォーマンスを可能にしています。必要なキャパシティをプロビジョニングするだけで、選択されたパフォーマンス・レベルのパフォーマンス特性で、サービスの最大値までパフォーマンスがスケーリングされます。

ブロック・ボリュームを作成してアタッチするまでは、必要なパフォーマンスを決定しなくてかまいません。ボリュームを作成すると、バランス・パフォーマンス・レベルにデフォルトで構成されます。これは、ボリュームの作成時に変更することも、ボリューム作成後の任意の時点で更新することもできます。このサービスの柔軟性のあるパフォーマンス機能により、ブロック・ボリュームやブート・ボリュームのサイズに関係なく、必要なパフォーマンス特性に対する支払いが可能になっています。要件が変わった場合に必要なのは、ボリュームのパフォーマンス設定の調整だけで、ボリュームを再作成する必要はありません。

ブロック・ボリュームでは、自動チューニングにより、パフォーマンスが動的にスケーリングされます(詳細は、「動的パフォーマンス・スケーリング」を参照してください)。

ノート

概念実証テスト中にベンチマーク分析を実行して、構成されている環境のパフォーマンスが、アプリケーション要件に適していることを確認する必要があります(詳細は、「メトリックとパフォーマンス・テスト」を参照してください)。

ブロック・ボリュームのパフォーマンス・レベル

ボリュームを作成する場合、パフォーマンス・レベルを選択できます(ブロック・ボリュームの作成を参照してください)。既存のボリュームのパフォーマンス・レベルを変更することも可能です。詳細は、「ボリュームのパフォーマンスの変更」を参照してください。コンソールでは、次のスクリーンショットに示すように、スライダまたはVPUコントロールを使用してパフォーマンスを構成します。

ブロック・ボリュームのパフォーマンス・スライダ

次のパフォーマンス・レベルがあります:

  • 超高パフォーマンス: I/O要件が最も高く、最大限のパフォーマンスを必要とするワークロードに推奨されます。このオプションでは、毎月1GB当たり30 – 120個のVPUを購入できます。様々なボリューム・サイズの具体的なスループットや、IOPSのパフォーマンス数値などの詳細は、「超高パフォーマンス」を参照してください。
  • より高いパフォーマンス: 超高パフォーマンス・レベルのパフォーマンスは必要ないが、I/O要件が高いワークロードに推奨されます。このオプションでは、毎月1GB当たり20個のVPUを購入します。様々なボリューム・サイズの具体的なスループットや、IOPSのパフォーマンス数値などの詳細は、「より高いパフォーマンス」を参照してください。
  • バランス: 新規と既存のブロック・ボリュームおよびブート・ボリュームのデフォルトのパフォーマンス・レベルで、ほとんどのワークロードで、パフォーマンスとコスト削減のバランスを取ることが可能です。このオプションでは、毎月1GB当たり10個のVPUを購入します。様々なボリューム・サイズの具体的なスループットや、IOPSのパフォーマンス数値などの詳細は、「バランス・パフォーマンス」を参照してください。
  • より低いコスト: ストリーミング、ログ処理、データ・ウェアハウスなど、大規模な順次I/Oがあるスループット集中型のワークロードに推奨されます。コストはストレージ・コストのみであり、追加のVPUコストはありません。このオプションはブロック・ボリュームにのみ使用でき、ブート・ボリュームには使用できません。様々なボリューム・サイズの具体的なスループットや、IOPSのパフォーマンス数値などの詳細は、「より低いコスト」を参照してください。

ボリュームのパフォーマンス・レベルの構成

ボリュームを作成する場合は、「ブロック・ボリュームの作成」を参照してください。また、既存のブロック・ボリュームのボリューム・パフォーマンス・レベルを変更することも可能です(「既存のブロック・ボリュームのボリューム・パフォーマンスを変更するには」を参照してください)。

コンピュート・インスタンスを作成すると、そのインスタンスのブート・ボリュームのボリューム・パフォーマンス・レベルは、デフォルトで「バランス」に設定されます。この設定は、インスタンスの起動後に変更できます。既存のブート・ボリュームのボリューム・パフォーマンスを変更するにはを参照してください。

ボリューム・パフォーマンス・ユニット

ブロック・ボリューム・パフォーマンスには、ボリューム・パフォーマンス・ユニット(VPU)の概念が含まれます。追加のVPUを購入して、ボリュームに追加のリソースを割り当てることにより、IOPS/GBおよびGB当たりのスループットを増やすことができます。また、購入するVPUの数を減らすこともできます。その場合、ボリュームのパフォーマンス特性は縮小されますが、コスト節約を実現できます。さらに、VPUを購入しない選択もできます。その場合、パフォーマンス特性の向上を必要としないボリュームに対して大幅なコスト節減を実現できます。

具体的な価格設定の詳細は、Oracle Storage Cloudの価格設定を参照してください。

次の表に、各パフォーマンス・レベルのパフォーマンス特性とVPUの数を示します。

柔軟なパフォーマンス・レベル

ボリューム・パフォーマンス・ユニット(VPU)

GB当たりのIOPS

ボリューム当たりの最大IOPS

最大IOPSのサイズ(GB)

GB当たりのKBPS

ボリューム当たりの最大MBPS

より低いコスト 0 2 3,000 1,500 240 480
バランス 10 60 25,000 417 480 480
より高いパフォーマンス 20 75 50,000 667 600 680
超高パフォーマンス 30 90 75,000 833 720 880
超高パフォーマンス 40 105 100,000 952 840 1,080
超高パフォーマンス 50 120 125,000 1,042 960 1,280
超高パフォーマンス 60 135 150,000 1,111 1,080 1,480
超高パフォーマンス 70 150 175,000 1,167 1,200 1,680
超高パフォーマンス 80 165 200,000 1,212 1,320 1,880
超高パフォーマンス 90 180 225,000 1,250 1,440 2,080
超高パフォーマンス 100 195 250,000 1,282 1,560 2,280
超高パフォーマンス 110 210 275,000 1,310 1,680 2,480
超高パフォーマンス 120 225 300,000 1,333 1,800 2,680

ボリューム・パフォーマンスの計算

次の計算で、ボリュームの予測パフォーマンスを計算できます:

  • 10 VPU (バランス・パフォーマンス・レベル)から始めた場合、10 VPU/GB増えるごとに、パフォーマンスは次のようにスケーリングされます:

    • + 15IOPS/GBスケール

    • + 最大IOPS/ボリューム制限の場合は25K IOPS (120VPU/GBの場合は最大300K IOPS)

    • + 120KBPS/GBスケール

    • + 最大200MBPS/ボリューム制限

  • IOPS/GB = 1.5 * VPU/GB + 45

  • 最大IOPS/ボリューム = 2,500 * VPU/GB

  • KBPS/GB = 12 * VPU/GB + 360

  • 最大MBPS/ボリューム = 20 * VPU/GB + 280

インスタンス・シェイプのパフォーマンスの詳細

シェイプは、インスタンスに割り当てるOCPU数、メモリー容量およびその他のリソースを決定するテンプレートです。インスタンス・シェイプは、アタッチされたボリュームのパフォーマンスに影響します。この項では、インスタンス・シェイプのブロック・ボリュームに固有の詳細を示します。

超高パフォーマンス・レベルで構成されたボリュームに必要なマルチパス対応アタッチメントをサポートするシェイプは、「超高パフォーマンス(UHP)のサポート」列に「あり」という値で示してあります。

超高パフォーマンスで構成されたボリュームのアタッチの詳細は、「超高パフォーマンス・ボリュームのためのアタッチメントの構成」を参照してください。

コンピュート・インスタンスのシェイプに関する一般情報およびその他の詳細は、「コンピュート・シェイプ」を参照してください。

ベア・メタル・シェイプ

次の表に、ベア・メタル・シェイプをベースとするインスタンスに、ボリュームをアタッチする場合に該当する詳細を示します。

ノート

現在のすべてのベア・メタル・シェイプで、超高パフォーマンス・レベルがサポートされています。
シェイプ OCPU メモリー(GB) 最大ネットワーク帯域幅 インスタンス当たりの最大IOPS インスタンス(ブロック・ボリューム)当たりの最大スループット アタッチメントの最大数 超高パフォーマンス(UHP)のサポート
BM.Standard2.52 52 768 2 x 25Gbps 620,000 2.9GB/秒 32 あり
BM.Standard3.64 64 1024 2 x 50Gbps 300,000 2.6 GB/秒 32 あり
BM.Standard.E3.128 128 2048 2 x 50Gbps 800,000 6GB/秒 32 あり
BM.Standard.E4.128 128 2048 2 x 50Gbps 800,000 6GB/秒 32 あり
BM.DenseIO2.52 52 768 2 x 25Gbps 620,000 2.9GB/秒 32 あり
BM.DenseIO.E4.128 128 2048 2 x 50Gbps 300,000 2.6 GB/秒 32 あり
BM.HPC2.36 36 384

1 x 25Gbps

1 x 100Gbps RDMA

620,000 2.9GB/秒 32 あり
BM.GPU3.8 52

GPUメモリー: 128

CPUメモリー: 768GB

2 x 50Gbps 800,000 6GB/秒 32 あり
BM.GPU4.8 64

GPUメモリー: 320

CPUメモリー: 2048GB

1 x 50Gbps

8 x 200Gbps RDMA

800,000 6GB/秒 32 あり
BM.Optimized3.36 36 512

2 x 50Gbps

1 x 100Gbps RDMA

800,000 6GB/秒 32 あり
BM.Standard.A1.160 160 2048 2 x 50Gbps 800,000 6GB/秒 32 あり

iSCSIでアタッチされたボリュームのVMシェイプ

次の表に、iSCSIアタッチメントを使用したVMシェイプをベースとするインスタンスに、ボリュームをアタッチする場合に該当する詳細を示します。

シェイプ OCPU メモリー(GB) 最大ネットワーク帯域幅 インスタンス当たりの最大IOPS インスタンス(ブロック・ボリューム)当たりの最大スループット アタッチメントの最大数 超高パフォーマンス(UHP)のサポート
VM.Standard2.1 1 15 1Gbps 25,000 120 MB/s 32 なし
VM.Standard2.2 2 30 2Gbps 50,000 240 MB/s 32 なし
VM.Standard2.4 4 60 4.1Gbps 80,000 480 MB/s 32 なし
VM.Standard2.8 8 120 8.2Gbps 90,000 900MB/秒 32 なし
VM.Standard2.16 16 240 16.4Gbps 120,000 1.8GB/秒 32 あり
VM.Standard2.24 24 320 24.6Gbps 140,000 2.9GB/秒 32 あり
VM.Standard.E2.1.Micro 1 1 480Mbps 6,000 50MB/秒 32 なし
VM.DenseIO2.8 8 120 8.2Gbps 90,000 900MB/秒 32 なし
VM.DenseIO2.16 16 240 16.4Gbps 120,000 1.8GB/秒 32 あり
VM.DenseIO2.24 24 320 24.6Gbps 140,000 2.9GB/秒 32 あり
VM.DenseIO.E4.Flex 最小8 OCPU、最大32 OCPU 最小128GB、最大512GB 8 OCPU当たり1Gbps、最大32Gbps 最大200,000 2.68GB/秒 32

あり(16コア以上)

なし(16コア未満)

VM.Standard.A1.Flex 最小1 OCPU、最大80 OCPU 最小1GB、最大512GB 1 OCPU当たり1Gbps、最大40Gbps 最大300,000 3.2GB/秒 32

あり(16コア以上)

なし(16コア未満)

VM.Standard.E3.Flex 最小1 OCPU、最大64 OCPU 最小1GB、最大1024GB 1 OCPU当たり1Gbps、最大40Gbps 最大300,000 3.2GB/秒 32

あり(16コア以上)

なし(16コア未満)

VM.Standard.E4.Flex 最小1 OCPU、最大64 OCPU 最小1GB、最大1024GB 1 OCPU当たり1Gbps、最大40Gbps 最大300,000 3.2GB/秒 32

あり(16コア以上)

なし(16コア未満)

VM.Standard3.Flex 最小1 OCPU、最大32 OCPU 最小1GB、最大512GB 1 OCPU当たり1Gbps、最大32Gbps 最大300,000 3.2GB/秒 32

あり(16コア以上)

なし(16コア未満)

VM.Optimized3.Flex 最小1 OCPU、最大18 OCPU 最小1GB、最大256GB 1 OCPU当たり4Gbps、最大40Gbps 最大300,000 3.2GB/秒 32

あり(16コア以上)

なし(16コア未満)

VM.GPU3.1 6

GPUメモリー: 16

CPUメモリー: 90GB

4Gbps 80,000 480 MB/s 32

なし

VM.GPU3.2 12

GPUメモリー: 32

CPUメモリー: 180GB

8Gbps 90,000 900MB/秒 32

なし

VM.GPU3.3 24

GPUメモリー: 64

CPUメモリー: 360GB

24.6Gbps 140,000 2.9GB/秒 32

あり

準仮想化アタッチ・ボリュームのVMシェイプ

次の表に、超高パフォーマンス・レベルの準仮想化アタッチメントを使用して、VMシェイプをベースとするインスタンスに、ボリュームをアタッチする場合に該当する詳細を示します。

ノート

準仮想化アタッチメントを使用してVMインスタンスにアタッチされた、超高パフォーマンス・レベルで構成されたボリュームのパフォーマンスを最適化するには、インスタンスを16コア以上で構成する必要があります。
ノート

バランス・パフォーマンスおよびより高いパフォーマンス(8コア以上用に構成されたインスタンスの場合)で構成された準仮想化ボリューム・アタッチメントのブロック・ボリューム・パフォーマンスは、ブロック・ボリューム・サービス・レベルでiSCSIアタッチメントのパフォーマンスと同じになります。
シェイプ OCPU メモリー(GB) 最大ネットワーク帯域幅 インスタンス当たりの最大IOPS インスタンス(ブロック・ボリューム)当たりの最大スループット アタッチメントの最大数 超高パフォーマンス(UHP)のサポート
VM.DenseIO.E4.Flex 最小8 OCPU、最大32 OCPU 最小128GB、最大512GB 8 OCPU当たり1Gbps、最大32Gbps 158,000 2.68GB/秒 32

あり(16コア以上)

なし(16コア未満)

VM.Optimized3.Flex 最小1 OCPU、最大18 OCPU 最小1GB、最大256GB 1 OCPU当たり4Gbps、最大40Gbps 300,000 2.68GB/秒 32 あり(16コア以上)

なし(16コア未満)

VM.Standard.A1.Flex 最小1 OCPU、最大80 OCPU 最小1GB、最大512GB 1 OCPU当たり1Gbps、最大40Gbps 158,000 2.68GB/秒 32

あり(16コア以上)

なし(16コア未満)

VM.Standard.E3.Flex 最小1 OCPU、最大64 OCPU 最小1GB、最大1024GB 1 OCPU当たり1Gbps、最大40Gbps 158,000 2.68GB/秒 32

あり(16コア以上)

なし(16コア未満)

VM.Standard.E4.Flex 最小1 OCPU、最大64 OCPU 最小1GB、最大1024GB 1 OCPU当たり1Gbps、最大40Gbps 158,000 2.68GB/秒 32

あり(16コア以上)

なし(16コア未満)

VM.Standard3.Flex 最小1 OCPU、最大32 OCPU 最小1GB、最大512GB 1 OCPU当たり1Gbps、最大32Gbps 158,000 2.68GB/秒 32

あり(16コア以上)

なし(16コア未満)

ブロック・ボリュームのパフォーマンスSLA

このトピックで概要が説明されているブロック・パフォーマンスの数値は、Oracle PaaS and IaaS Public Cloud Servicesのピラー・ドキュメントカテゴリ7および2.7.1.8.1項(Oracle Cloud Infrastructure - ブロック・ボリュームに関するサブセクション)に該当します。

パフォーマンスの制限事項および考慮事項

  • ボリューム当たりのIOPSおよびインスタンス当たりのIOPSに関するブロック・ボリュームのパフォーマンスSLAが適用されるのは、バランスより高いパフォーマンス、および超高パフォーマンスの各レベルのみで、より低いコスト・レベルには適用されません。
  • このトピックで説明するパフォーマンス結果は、未フォーマットのデータ・ボリュームに対するものです。Windows形式のデータ・ボリュームでは、パフォーマンスが低下します。Linux形式のデータ・ボリュームのパフォーマンスは、未フォーマットのデータ・ボリュームのパフォーマンスと同様です。

  • 転送中暗号化をサポートするベア・メタル・インスタンスでは、より高いパフォーマンス・レベルでの最大スループットは540MB/秒になります。

  • マルチパス対応アタッチメントでは、インスタンスに一度にアタッチできるボリュームは1つのみです。超高パフォーマンスで構成されたボリュームでパフォーマンスを最適化するには、マルチパス対応アタッチメントが必要です。詳細は、Ultra High Performanceボリュームのアタッチを参照してください。

  • スループット・パフォーマンスの結果は、ベア・メタル・コンピュート・インスタンスが対象です。仮想マシン(VM)コンピュート・インスタンスのスループット・パフォーマンスは、インスタンスで使用可能なネットワーク帯域幅によって決まり、さらにボリュームのその帯域幅によっても制限されます。VMシェイプに使用可能なネットワーク帯域幅の詳細は、「VMシェイプ」表の「ネットワーク帯域幅」列を参照してください。

  • インスタンスのパフォーマンス特性は、アタッチされたボリュームの有効なIOPSおよびスループットに影響します。インスタンス・シェイプのパフォーマンス特性の詳細は、「インスタンス・シェイプのパフォーマンスの詳細」を参照してください。

  • ボリューム当たりのIOPSおよびインスタンス当たりのIOPSに関するブロック・ボリュームのパフォーマンスSLAは、超高パフォーマンスの場合は16コア以上のVM、バランスおよびより高いパフォーマンスの場合は8コア以上のVMに対して、ブロック・ボリューム・サービス・レベルで、iSCSIボリューム・アタッチメントを使用した未フォーマットのRAWボリュームと、準仮想化ボリューム・アタッチメントに適用されます。

  • 「より低いコスト」オプションでは、他のパフォーマンス・レベルと同じレイテンシ・パフォーマンスを実現できない場合があります。また、「より低いコスト」オプションでは、レイテンシの差異が大きくなる場合もあります。

  • すべてのWindowsプラットフォーム・イメージには、デフォルトでWindows Defender Advanced Threat Protection (Windows Defender ATP)が有効になっています。このツールは、ディスクのI/Oパフォーマンスを大きく低下させます。このトピックで説明するIOPSパフォーマンス特性は、ディスクI/Oに対してWindows Defender ATPが無効になっているWindowsベア・メタル・インスタンスに有効です。顧客は、Windows Defender ATPを無効にした場合のセキュリティ上の影響を慎重に考慮する必要があります。Windows Defender Advanced Threat Protectionを参照してください。

  • ブロック・ボリューム・パフォーマンスはボリューム単位であるため、ブロック・ボリュームが複数インスタンスにアタッチされると、アタッチされたすべてのインスタンス間でパフォーマンスが共有されます。複数のインスタンスへのボリュームのアタッチを参照してください。