バランス・パフォーマンス

バランス・パフォーマンス・レベルを使用すると、ほとんどのワークロード(ブート・ボリュームなど、ランダムI/Oを実行するワークロードを含む)でパフォーマンスとコスト削減のバランスを取ることができます。

このオプションは、60 IOPS/GBで、ボリューム当たり最大25,000 IOPSまでの線形パフォーマンス・スケーリングを提供します。スループットは、480KB/秒/GBで、ボリューム当たり最大480MB/秒まで拡大します。

「バランス・パフォーマンス」を指定しているブロック・ボリュームのパフォーマンス・スライダ。

コンピュート・シェイプのパフォーマンスの特性とインスタンスの詳細は、「インスタンス・シェイプのパフォーマンスの詳細」を参照してください。

ボリューム・サイズとパフォーマンス

次の表に、このオプションのボリューム・サイズに基づくブロック・ボリューム・サービスのスループットおよびIOPSのパフォーマンス数値を示します。IOPSおよびKB/秒のパフォーマンスは、GB単位のボリューム・サイズでサービスの最大値まで線形に拡大するため、特定のボリューム・サイズのパフォーマンス数値を予測して計算できます。バランス・パフォーマンス・レベルを使用するよう構成したボリュームで、特定のパフォーマンス目標を達成しようとする場合、この表を参考にして最小ボリューム・サイズをプロビジョニングできます。

ボリューム・サイズ

最大スループット

(1MBのブロック・サイズ)

最大スループット

(8KBのブロック・サイズ)

最大IOPS

(4KBのブロック・サイズ)

50GB 24MB/秒 24MB/秒 3000
100GB 48MB/秒 48MB/秒 6000
200GB 96MB/秒 96MB/秒 12,000
300GB 144MB/秒 144MB/秒 18,000
400GB 192MB/秒 192MB/秒 24,000
500GB 240 MB/s 200MB/秒 25,000
750GB 360MB/秒 200MB/秒 25,000
1TB - 32TB 480 MB/s 200MB/秒 25,000