Oracle Cloud Infrastructureドキュメント

コスト・トラッキング・タグの使用

コスト・トラッキング・タグを使用すると、テナンシのコストを管理しやすくなります。コスト・トラッキング・タグを使用して、次のいずれかを行います。

  • 見積りコストのフィルタ
  • 予算の設定

定義済のタグとコスト・トラッキング・タグのみを使用できます。フリーフォーム・タグは、コスト・トラッキング・タグとして指定できません。

必須IAMポリシー

コスト・トラッキングは、定義されたタグの機能です。ユーザーがコスト・トラッキングを操作することを許可するには、タグ・ネームスペースおよびタグを操作するのと同じIAMポリシーを使用します。詳細は、定義済タグの作業に必要な権限を参照してください。

ポリシーを初めて使用する場合は、ポリシーの開始共通ポリシーを参照してください。グループまたは他のIAMコンポーネントのポリシーの書込みの詳細は、IAMの詳細を参照してください。

コスト・トラッキング・タグの作業

Finance.CostCenterという定義済タグ・キー定義があるとします。このタグ定義はコスト・トラッキングに対して有効にします。値が「W1」(Finance.CostCenter="W1")のタグを一部のリソースに適用し、値が「C2」(Finance.CostCenter="C2")のタグを他のリソースに適用します。これらのタグによって、次のシナリオが使用可能です:

  • コスト分析を表示する際、使用状況情報をフィルタ処理して、「Finance.CostCenter=W1」でタグ付けされたリソースによって生成されたコストのみを表示できます。次に、使用状況サマリーを「Finance.CostCenter=C2」でフィルタ処理できます。
  • 「Finance.CostCenter=W1」というタグが付いたリソースの予算を作成し、「Finance.CostCenter=C2」というタグが付いているリソースの別の予算を作成します。支出が特定の金額を超えている、または特定のしきい値を超えていると予測される場合、通知するアラートを設定できます。

コスト・トラッキング・タグを使用して、タグに基づいてリソース使用量を比較およびトラッキングしたり、コンパートメントではなくタグでグループ化されたリソースに基づいて予算を設定します。

コスト・トラッキング・タグ別の使用状況の表示

予測コストをフィルタ処理したり、予算を作成することによって使用状況を表示するには

  • コスト分析 支出のトラッキングと最適化に役立つ、使いやすいビジュアライゼーション・ツールを提供します。詳細は、残高と使用状況の確認を参照してください。
  • 予算は、支出に対するしきい値の設定に使用できます。予算にアラートを設定して、予算を超える可能性があるときに通知を受けることができます。また、予算と支出のすべてを1つの場所コンソールから表示できます。詳細は、予算概要を参照してください。

コスト・トラッキング・タグの制限

  • テナンシでのコスト・トラッキングで一度に有効にできるタグ・キー定義は、最大10個です。たとえば、プロジェクト・タグ・キーをコスト・トラッキング・タグとして有効にし、75の異なる部門を使用できますが、タグは1つだけしか使用されません。

コンソールの使用

タグ・キー定義を作成するときにコスト・トラッキングを有効にすることも、既存のタグ・キー定義を更新してコスト・トラッキングを有効にすることもできます。

キー定義を作成するには
タグ・キー定義を更新するには

APIの使用

APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKの詳細は、ソフトウェア開発キットとコマンドライン・インタフェースを参照してください。

  • ListCostTrackingTags - コスト・トラッキングが有効なタグをリストします(ルート・コンパートメントでのみ実行できます)