コマンドライン・インタフェース(CLI)

CLIは、Oracle Cloud Infrastructureのタスクを実行するために、単独で使用することもコンソールと組み合せて使用することもできる、フットプリントの小さいツールです。CLIには、コンソールと同じコア機能と追加のコマンドがあります。スクリプトの実行など、これらの機能の一部によって、コンソールの機能が拡張されます。

ヒント

クラウド・シェル: CLIは、ユーザーの資格証明で事前に構成されており、クラウド・シェル内からすぐに使用できます。クラウド・シェル内からCLIを使用する方法の詳細は、「クラウド・シェルの開始」を参照してください。

Oracle Linux Cloud Developerイメージ: CLIは、Oracle Linux Cloud Developerプラットフォーム・イメージに事前にインストールされています。詳細は、「Oracle Linux Cloud Developer」を参照してください。

Oracle Autonomous Linux: CLIは、Oracle Autonomous Linuxバージョン7および8に事前にインストールされています。詳細は、Oracle Autonomous Linuxイメージを参照してください。

このCLIおよびサンプルは、Universal Permissive License 1.0およびApache License 2.0でデュアルライセンスされています。サードパーティ・コンテンツはコード内の記述に従って別途ライセンスされます。

CLIは、Oracle Cloud Infrastructure SDK for Python上に構築され、Mac、WindowsまたはLinux上で実行されます。PythonコードがOracle Cloud Infrastructure APIをコールして、様々なサービスのために実装された機能を提供します。これらは、HTTPSリクエストおよびレスポンスを使用するREST APIです。詳細は、APIについてを参照してください。

インストール: クイックスタートを参照してください。

参照: 任意のCLIコマンドについて即座にヘルプを取得できます。開始するには、コマンドラインからoci --helpを実行します。コマンドライン・リファレンスも参照できます。このリファレンスは、Pythonソース・コードのAPIおよびヘルプ・テキストから導出されたものです。

要件

CLIをインストールして使用するには、次のものが必要です:

  • Oracle Cloud Infrastructureアカウント
  • そのアカウントで作成され、必要な権限を付与するポリシーがあるグループに含まれるユーザー。APIをコールする、自分自身、別の人物またはシステムを、このアカウント・ユーザーにすることができます。新しいユーザー、グループ、コンパートメントおよびポリシーの設定方法の例は、ユーザーの追加を参照してください。その他の一般的なOracle Cloud Infrastructureポリシーのリストは、共通ポリシーを参照してください。
  • APIリクエストの署名に使用されるキー・ペア(公開キーがOracleにアップロードされている)。秘密キーはAPIをコールするユーザーのみが所有する必要があります。CLIの構成を参照してください。
    ノート

    キー・ペアなしでCLIを使用する場合は、トークンベースの認証を使用できます。詳細は、CLI用のトークンベースの認証を参照してください。
  • サポートされているオペレーティング・システムでサポートされているPythonのバージョン
  • FIPSに準拠する必要がある場合は、FIPS検証済ライブラリの使用を参照してください。

サポートされるPythonバージョンおよびオペレーティング・システム

この表は、各オペレーティング・システムのCLIでサポートされているPythonのバージョンを示しています:

オペレーティング・システム CLIでサポートされているPythonバージョン
CentOS 7 3.6 から3.9
CentOS 8 3.6 から3.9
Oracle Autonomous Linux 7.9 3.6 から3.9
Oracle Linux 7.8 3.6 から3.9
Oracle Linux 7.9 3.6 から3.9
Oracle Linux 8 3.6 から3.11
Oracle Linux 9 3.7 から3.11
Ubuntu 18.0.4 3.6 から3.11
Ubuntu 20.0.4 3.6 から3.11
Windowsデスクトップ10および11 3.6 から3.11
Windows Server (2012/2016/2019) 3.6 から3.11
Windows Server 2022 3.7 から3.11

新しいバージョンのPythonは、すぐにサポートされない場合があります。CLIは、記載されていないオペレーティング・システムで動作する可能性がありますが、互換性のテストは行っていません。

CLIインストーラを使用するとき、マシンにPythonがない場合は、Pythonの自動インストールがインストーラによって示されます。すでにマシンにPythonがある場合は、python --versionコマンドを使用してインストールされているバージョンを確認できます。

サポートされるサービス

  • アクセス・管理
  • AI異常検出
  • AI言語
  • AI音声
  • AIビジョン
  • アナリティクス・クラウド
  • お知らせ
  • APIゲートウェイ
  • アプリケーション依存性管理
  • アプリケーション・パフォーマンス・モニタリング
  • 監査
  • 自律型リカバリ
  • 自動スケーリング(コンピュート)
  • 要塞
  • ビッグ・データ・サービス
  • ブロックチェーン・プラットフォーム
  • 予算
  • 構築
  • Redisを使用したキャッシュ
  • 証明書
  • クラウド・ブリッジ
  • クラウド・ガード
  • クラウド移行
  • コンピュートCloud@Customer
  • コンピュート・インスタンス・エージェント(Oracle Cloud Agent)
  • コネクタ・ハブ
  • Container Engine for Kubernetes
  • コンテナ・インスタンス
  • コンテンツ管理
  • コア・サービス(ネットワーキングコンピュートブロック・ボリューム)
  • データ接続管理
  • データベース移行
  • データ・カタログ
  • データ・フロー
  • データ・ラベリング
  • データ統合
  • データ・ラベリング
  • データ・セーフ
  • データ・サイエンス
  • データ転送
  • データベース
  • データベース管理
  • データベース・ツール
  • DevOps
  • デジタル・アシスタント
  • デジタル・メディア
  • ディザスタ・リカバリ
  • DNS
  • ドキュメント理解
  • 電子メール配信
  • Enterprise Managerウェアハウス
  • イベント
  • Exadataフリート更新
  • ファイル・ストレージ
  • ファンクション
  • Fusion Apps as a Service
  • 生成AI
  • 生成AI推論
  • 汎用アーティファクト
  • 世界中に分散しているデータベース
  • Golden Gate
  • ガバナンス・ルール
  • ヘルス・チェック
  • IAM
  • アイデンティティ・ドメイン
  • Integration Generation 2
  • Java管理
  • Java Management Serviceのダウンロード
  • キー管理(ボールト・サービス用)
  • ライセンス・マネージャ
  • 制限
  • ロード・バランサ
  • ロギング
  • ログ・アナリティクス
  • ロギング検索
  • ロギング収集
  • 管理対象アクセス
  • 管理エージェント・クラウド
  • 管理ダッシュボード
  • マーケットプレイス
  • モニタリング
  • MySQLヒートウェーブ
  • ネットワーク・ファイアウォール
  • ネットワーク・ロード・バランシング
  • ネットワーク・モニタリング
  • ネットワーク・トポロジ
  • NoSQLデータベース・クラウド
  • 通知
  • オブジェクト・ストレージ
  • OCIコントロール・センター
  • OCIレジストリ
  • OneSubscription
  • オペレーション・インサイト
  • オペレータ・アクセス・コントロール
  • オプティマイザ
  • 組織
  • OS管理
  • OS管理ハブ
  • PostgreSQL
  • プロセス自動化
  • Publisher
  • キュー・サービス
  • 割当て
  • リソース・マネージャ
  • 検索
  • シークレット管理(ボールト・サービス用)
  • シークレットの取得(ボールト・サービス用)
  • セキュアデスクトップ
  • サービス・カタログ
  • サービス・メッシュ
  • ソース・コード管理
  • スタック・モニタリング
  • ストリーミング
  • サポート管理
  • 脅威インテリジェンス
  • 使用状況
  • Visual Builder
  • VMWareソリューション
  • Webアプリケーション・アクセラレーションおよびセキュリティ
  • 作業リクエスト(コンピュートデータベース)

連絡方法

コントリビューション

コントリビュートするバグの修正または新しい機能がありますか。SDKはオープン・ソースであり、GitHubプル・リクエストを受け入れています。

通知

CLIの新しいバージョンがリリースされたときに通知を受け取るには、Atomフィードをサブスクライブします。

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