オブジェクト・ストレージからのマルチパート・アップロードの削除

オブジェクト・ストレージでコミットされていないか失敗したマルチパート・アップロードを取り消して削除します。

    1. ナビゲーション・メニューを開き、「ストレージ」をクリックします。「オブジェクト・ストレージおよびアーカイブ・ストレージ」で、「バケット」をクリックします。
    2. 「リスト範囲」の下のリストからコンパートメントを選択します。そのコンパートメント内のすべてのバケットが表形式でリストされます。
    3. マルチパート・アップロードを削除するバケットをクリックします。バケットの「詳細」ページが表示されます。
    4. 「リソース」の下の「コミットされていないマルチパート・アップロード」をクリックします。「コミットされていないマルチパート・アップロード」リストが表示されます。コミットされていないか失敗したすべてのマルチパート・アップロードが表形式でリストされます。デフォルトでは、「7日より新しいアップロードの非表示」フィルタが有効になっています。フィルタを無効にして完全なリストを表示します。
    5. 削除するアップロードを選択し、「削除」をクリックします。すべてのコミットされていないマルチパート・アップロードを一括削除するには、ヘッダー行のチェック・ボックスを選択してすべてを選択し、「削除」をクリックします。
    6. 削除を確認します。
  • バケット内のコミットされていないか失敗したマルチパート・アップロードを取り消して削除するには、oci os multipart abortコマンドと必要なパラメータを使用します:

    oci os multipart abort --bucket-name bucket_name --object-name object_name --upload-id upload_ID [OPTIONS]

    例:

    oci os multipart abort --bucket-name MyBucket --object-name MyObject --upload-id 0b7abd48-9ff2-9d5f-2034-63a02fdd7afa
    WARNING: Are you sure you want to permanently remove this incomplete upload? [y/N]: y
    ヒント

    CLIインタフェースから、削除要求を確認するように求められます。確認プロンプトを表示せずに削除するには、--forceフラグを使用します。

    コミットされていないか失敗したマルチパート・アップロードを自動的に削除するライフサイクル・ポリシーを作成することもできます。詳細は、オブジェクト・ライフサイクル管理を参照してください。

    コミットされていないか失敗したマルチパート・アップロードのすべてのパートを削除するには

    #!/bin/bash
    
    BUCKET=$1
    
    oci os multipart list --bucket-name $BUCKET | \
        jq -c '.data | map({'o': .object, 'i': ."upload-id"}) | .[]' | \
        while read JSON; do
            OBJECTNAME=$(echo $JSON | jq '.o' | sed -e 's/\"//g;')
            UPLOADID=$(echo $JSON | jq '.i' | sed -e 's/\"//g;')
            echo Removing Object name $OBJECTNAME, ID $UPLOADID
            oci os multipart abort --bucket-name $BUCKET \
                    --object-name $OBJECTNAME \
                    --upload-id $UPLOADID \
                    --force
        done

    コミットされていないか失敗したマルチパート・アップロードを自動的に削除するライフサイクル・ポリシーを作成することもできます。詳細は、オブジェクト・ストレージ・オブジェクト・ライフサイクル管理を参照してください。

    CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。

  • AbortMultipartUpload操作を実行して、バケット内のコミットされていないか失敗したマルチパート・アップロードを取り消し、削除します。

    詳細は、マルチパートAPIの使用を参照してください。