仮想ネットワーキングのクイックスタート

仮想クラウド・ネットワーク(VCN)の設定と接続を簡単にするために、コンソールにはネットワーク設定をウォークスルーできる次のウィザードが用意されています。

インターネット接続性を持つVCNの作成

このウィザードで行われる処理:

  • リソースの可用性を確認します。新しいリソースを作成するには、そのリソースのサービス制限に達していない必要があります。リソース・タイプのサービス制限に達したら、そのタイプの未使用のリソースを削除するか、サービス制限の引上げをリクエストできます。
  • VCNが作成されます。このウィザードでは、IPv6アドレスを使用したVCNの作成をサポートできます。詳細は、IPv6アドレスを参照してください。
  • VCNに対してインターネット・ゲートウェイNATゲートウェイおよびサービス・ゲートウェイが作成されます。
  • インターネット・ゲートウェイへのルーティングを持つリージョナル・パブリック・サブネットが作成されます。パブリック・サブネット内のインスタンスは、オプションでパブリックIPアドレスを持つことができます。
  • NATゲートウェイおよびサービス・ゲートウェイ(したがってOracle Services Network)へのルーティングを持つリージョナル・プライベート・サブネットが作成されます。プライベート・サブネット内のインスタンスは、パブリックIPアドレスを持つことができません。
  • SSHアクセスなど、2つのサブネットの基本的なセキュリティ・リスト・ルールが設定されます。

このウィザードでは、IPv6アドレスを使用したVCNの作成をサポートしています。IPv6アドレス指定は、すべての商用リージョンおよび政府リージョンでサポートされています。詳細は、IPv6アドレスを参照してください。

このウィザードにアクセスする場所:

オプション1:

  1. ナビゲーション・メニューを開き、「ネットワーキング」「概要」の順に選択します。
  2. 「VCNウィザードの起動」ボタンをクリックします。

オプション2:

  1. ナビゲーション・メニューを開き、「ネットワーキング」「仮想クラウド・ネットワーク」の順にクリックします。
  2. 「VCNウィザードの起動」をクリックします。
  3. 「インターネット接続性を持つVCNの作成」を選択し、「VCNウィザードの起動」をクリックします。

VCNへのインターネット接続およびサイト間VPNの追加

このウィザードで行われる処理:

  • リソースの可用性を確認します。新しいリソースを作成するには、そのリソースのサービス制限に達していない必要があります。リソース・タイプのサービス制限に達したら、そのタイプの未使用のリソースを削除するか、サービス制限の引上げをリクエストできます。
  • VCNに対してインターネット・ゲートウェイが作成されます。
  • インターネット・ゲートウェイへのアクセス権を持つリージョナル・パブリック・サブネットが作成されます。パブリック・サブネット内のインスタンスは、オプションでパブリックIPアドレスを持つことができます。
  • SSHアクセスなど、サブネットの基本的なセキュリティ・リスト・ルールが設定されます。
  • VCNとオンプレミス・ネットワーク間のサイト間VPNに必要なすべてのネットワーキング・サービス・リソースが設定されます。ウィザードでは、オプションでIPSec暗号化トラフィックに、VCNとオンプレミス・ネットワークの間の既存のFastConnectリンクを使用できます。詳細は、IPSec over FastConnectを参照してください。
ノート

IPSec接続を有効にするには、ネットワーク・エンジニアがユーザー側のネットワークで顧客構内機器(CPE)を構成する必要もあります。

このウィザードの詳細情報: サイト間VPNのクイックスタート

このウィザードにアクセスする場所:

オプション1:

  1. ナビゲーション・メニューを開き、「ネットワーキング」「概要」の順に選択します。
  2. 「VPNウィザードの起動」ボタンをクリックします。

オプション2:

  1. ナビゲーション・メニューを開き、「ネットワーキング」「仮想クラウド・ネットワーク」の順にクリックします。
  2. 「VCNウィザードの起動」をクリックします。
  3. 「VCNへのサイト間VPNおよびインターネット接続の追加」を選択し、「VCNウィザードの起動」をクリックします。

オプション3:

  1. ナビゲーション・メニューを開き、「ネットワーク」をクリックします「顧客接続」で、「サイト間VPN」をクリックします。

  2. 「VPNウィザードの起動」をクリックします。