VCNへのIPアドレス範囲の追加

仮想クラウド・ネットワーク(VCN)にIPv4 CIDRブロックまたはIPv6接頭辞を追加できますが、いくつかの制限があります。

  • 追加するIPv4 CIDRブロックまたはIPv6接頭辞は、VCN内またはピアリングされたVCN内の他のアドレス範囲と重複することはできません。
  • 新しいIPv4 CIDRブロックまたはIPv6接頭辞には、既存のルート・ルールで使用されているIPアドレスを含めないでください。
  • VCNの更新中は、VCNのサブネット、VLAN、ローカル・ピアリング・ゲートウェイ(LPG)またはルート表を作成または更新できません。
  • IPv6接頭辞をVCNに追加した後は、IPv6接頭辞を編集できません。
    1. ナビゲーション・メニューを開き、「ネットワーキング」「仮想クラウド・ネットワーク」の順にクリックします。
    2. 更新するVCNの名前をクリックします。必要なVCNを見つけるには、コンパートメントの変更が必要になる場合があります。
    3. 「リソース」で、「CIDRブロック/接頭辞」をクリックします。
    4. 「CIDRブロック/IPv6接頭辞の追加」をクリックします。
    5. VCNに追加するCIDRブロックまたはIPv6接頭辞の値を入力します。
      IPv6では、Oracle割当てのIPv6接頭辞の選択、インポート済のBYOIPv6接頭辞の選択、またはULA接頭辞の指定ができます。BYOIPv6で、インポートされたIPv6接頭辞の一部のみをこのVCNに割り当てる場合、ここで接頭辞をさらに分割することもできます。
    6. 「CIDRブロック/接頭辞の追加」をクリックします。
    VCNの状態がUPDATINGに変わります。この操作の完了には数分かかることがあります。作業リクエストを表示して、更新のステータスをモニターできます。
  • network vcn add-vcn-cidrコマンドおよび必要なパラメータを使用して、IPv4 CIDRブロックをVCNに追加します:

    oci network vcn add-vcn-cidr --cidr-block cidr-block --vcn-id ocid [OPTIONS]

    network vcn add-ipv6-vcn-cidrコマンドおよび必要なパラメータを使用して、IPv6接頭辞をVCNに追加します:

    oci add-ipv6-vcn-cidr --vcn-id ocid [OPTIONS]

    CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。

  • AddVcnCidr操作を実行して、IPv4 CIDRブロックをVCNに追加します。

    AddIpv6VcnCidr操作を実行して、IPv6接頭辞をVCNに追加します。