リソース・タグ

テナンシ内の複数のコンパートメントに多数のリソース(たとえば、インスタンス、VCN、ロード・バランサ、ブロック・ボリューム)がある場合、特定の目的で使用されるリソースのトラッキングや、リソースの集計、レポート作成、リソースに対する一括処理の実行が困難になる可能性があります。タグ付けにより、キーと値を定義し、それらをリソースと関連付けることができます。タグを使用すると、ビジネス・ニーズに基づいてリソースを編成し、リストできます。

タグには2つのタイプがあります:

定義済タグは、管理者によってテナンシに設定されます。定義済タグを使用する権限を付与されたユーザーのみが、それらをリソースに適用できます。

フリーフォーム・タグは、リソースに対する権限を持つ任意のユーザーが適用できます。

タグとその機能の詳細は、タグ付けの概要を参照してください。

ヒント

タグ付けの概要と機能の紹介は、ビデオタグ付けの概要をご覧ください。
注意

Oracle Cloud Infrastructure Console、APIまたはCLIを使用してクラウド・リソースに説明、タグまたはわかりやすい名前を割り当てる場合は、機密情報を入力しないでください。

リソース・タグの作業

定義済のタグを一括追加するには

定義済の複数のタグを既存のリソースに追加する方法。定義済のタグを適用するには、ネームスペースを使用する権限が必要です。

  1. ナビゲーション・メニューを開き、「ガバナンスと管理」をクリックします。「ガバナンス」で、「テナンシ・エクスプローラ」をクリックします。
  2. タグを追加するリソースを選択します。オプションで、「リソース・タイプによるフィルタ」ドロップダウン・メニューを使用して、リソースのリストを絞り込みます。

  3. 「アクション」メニューで、「タグの管理」をクリックします。

    「タグの管理」ページが開きます。最初の表には、選択したリソースに現在適用されているタグが表示されます。2つ目の表には、選択したリソースが表示されます。

  4. 既存のタグのリストで、「+新規追加」をクリックします。
    1. タグ・ネームスペース」を選択します。
    2. タグ・キー」を選択します。
    3. 「値」に値を入力します。
  5. 別のタグを適用するには、前のステップを繰り返します。行を削除するには、「削除」(x)ボタンをクリックします。
  6. 目的のタグをすべて追加したら、「次」をクリックします。

    確認ページが開き、実行するアクションとアクションが適用されるリソースがリストされます。

  7. 「送信」をクリックします。

「作業リクエスト」ページが表示され、リソースにタグを追加する作業リクエストのステータスが表示されます。

定義済のタグを既存のリソースに追加するには

定義済のタグを適用するには、ネームスペースを使用する権限が必要です。

  1. コンソールを開き、タグ付けするリソースの詳細ページに移動します。

    たとえば、コンピュート・インスタンスにタグ付けするには、ナビゲーション・メニューを開いて、「コンピュート」をクリックします。「コンピュート」で、「インスタンス」をクリックします。現在のコンパートメント内のインスタンスのリストが表示されます。タグ付けするインスタンスを見つけて、その名前をクリックすると、詳細ページが表示されます。

  2. 「タグの適用」をクリックします。リソースによっては、このオプションが「その他のアクション」メニューに表示される場合があります。
  3. リソースにタグを適用」ダイアログで:

    1. タグ・ネームスペース」を選択します。
    2. タグ・キー」を選択します。
    3. 」で、値を入力するか、リストからいずれかを選択します。
    4. 別のタグを適用するには、「+追加タグ」をクリックします。
    5. タグの追加が終了したら、「タグの適用」をクリックします。
フリーフォーム・タグを既存のリソースに追加するには
  1. コンソールを開き、タグ付けするリソースの詳細ページに移動します。

    たとえば、コンピュート・インスタンスにタグ付けするには、ナビゲーション・メニューを開いて、「コンピュート」をクリックします。「コンピュート」で、「インスタンス」をクリックします。現在のコンパートメント内のインスタンスのリストが表示されます。タグ付けするインスタンスを見つけて、その名前をクリックすると、詳細ページが表示されます。

  2. 「タグの適用」をクリックします。リソースによっては、このオプションが「その他のアクション」メニューに表示される場合があります。
  3. リソースにタグを適用」ダイアログで:

    1. なし(フリーフォーム・タグの適用)」を選択します。
    2. タグ・キー」を入力します。
    3. 「値」を入力します。
    4. 別のタグを適用するには、「+追加タグ」をクリックします。
    5. タグの追加が終了したら、「タグの適用」をクリックします。
リソースの作成時にタグを追加するには

リソースの作成時にタグを適用できます。ダイアログの「タグの適用」オプションのロケーションは、リソースによって異なります。一般的なステップは次のとおりです。

  1. リソースの作成ダイアログで、「タグの適用」をクリックします。

    一部のリソースでは、「拡張オプションの表示」をクリックしてタグを適用する必要があります。

  2. リソースにタグを適用」ダイアログで:

    1. 「タグ・ネームスペース」を選択するか、「なし」を選択してフリーフォーム・タグを適用します。
    2. タグ・キー」を選択または入力します。
    3. 」で、値を入力するか、リストからいずれかを選択します。
    4. 別のタグを適用するには、「+追加タグ」をクリックします。
    5. タグの適用」をクリックします。
タグによってリソースのリストをフィルタ処理するには

コンソールを開き、サービス名をクリックしてから、表示するリソースをクリックします。ページの左側には、リストに現在適用されているすべてのフィルタが表示されます。

たとえば、コンピュート・インスタンスを表示するには、「コンピュート」をクリックしてから「インスタンス」をクリックして、現在のコンパートメント内のインスタンスのリストを表示します。

定義済のタグを一括更新するには

1つ以上のリソースに適用される定義済のタグを更新する方法。

  1. ナビゲーション・メニューを開き、「ガバナンスと管理」をクリックします。「ガバナンス」で、「テナンシ・エクスプローラ」をクリックします。
  2. タグを更新するリソースを選択します。オプションで、「リソース・タイプによるフィルタ」ドロップダウン・メニューを使用して、リソースのリストを絞り込みます。

  3. 「アクション」メニューで、「タグの管理」をクリックします。

    「タグの管理」ページが開きます。最初の表には、選択したリソースに現在適用されているタグが表示されます。2つ目の表には、選択したリソースが表示されます。

  4. タグのリストで、更新するタグを見つけて新しい値を入力します。変更を元に戻すには、「元に戻す」ボタンをクリックします。
  5. 「アクション」で、「選択したすべてのリソースにタグを適用します」を選択します。
  6. 必要に応じて、他のタグの値も更新します。次に、「次」をクリックします。

    確認ページが開き、実行するアクションとアクションが適用されるリソースがリストされます。

  7. 「送信」をクリックします。

「作業リクエスト」ページが表示され、リソースのタグを更新する作業リクエストのステータスが表示されます。

単一のリソースに適用されるタグを更新するには
  1. コンソールを開き、サービス名をクリックしてから、表示するリソースをクリックします。

    たとえば、コンピュート・インスタンスを表示するには、ナビゲーション・メニューを開いて、「コンピュート」をクリックします。「コンピュート」で、「インスタンス」をクリックします。現在のコンパートメント内のインスタンスのリストが表示されます。更新するインスタンスを見つけて、その名前をクリックすると、詳細ページが表示されます。

  2. 「タグ」をクリックします。

    リソースに適用されているタグのリストが表示されます。

  3. 更新するタグを見つけて、その横の鉛筆アイコンをクリックします。
  4. 新しい値を入力または選択します。
  5. 「保存」をクリックします。
定義済のタグを一括削除するには

定義済の複数のタグをリソースから削除する方法。

  1. ナビゲーション・メニューを開き、「ガバナンスと管理」をクリックします。「ガバナンス」で、「テナンシ・エクスプローラ」をクリックします。
  2. タグを削除するリソースを選択します。オプションで、「リソース・タイプによるフィルタ」ドロップダウン・メニューを使用して、リソースのリストを絞り込みます。

  3. 「アクション」メニューで、「タグの管理」をクリックします。

    「タグの管理」ページが開きます。最初の表には、選択したリソースに現在適用されているタグが表示されます。2つ目の表には、選択したリソースが表示されます。

  4. タグのリストで、削除するタグを見つけます。「アクション」で、「選択したすべてのリソースからタグを削除します」を選択します。
  5. 別のタグを削除するには、前のステップを繰り返します。
  6. 「次」をクリックします。

    確認ページが開き、実行するアクションとアクションが適用されるリソースがリストされます。

  7. 「送信」をクリックします。

「作業リクエスト」ページが表示され、リソースからタグを削除する作業リクエストのステータスが表示されます。

単一のリソースからタグを削除するには
  1. コンソールを開き、サービス名をクリックしてから、表示するリソースをクリックします。

    たとえば、コンピュート・インスタンスを表示するには、ナビゲーション・メニューを開いて、「コンピュート」をクリックします。「コンピュート」で、「インスタンス」をクリックします。現在のコンパートメント内のインスタンスのリストが表示されます。タグを削除するインスタンスを見つけて、その名前をクリックすると、詳細ページが表示されます。

  2. 「タグ」をクリックします。

    リソースに適用されているタグのリストが表示されます。

  3. 削除するタグを見つけて、その横の鉛筆アイコンをクリックします。
  4. 「タグの削除」をクリックします。

APIの使用

APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIのドキュメントおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKの詳細は、SDKおよびCLIを参照してください。

  • APIを使用して個々のリソースにタグを適用するには、適切なリソースのcreateまたはupdate操作を使用します。
  • BulkEditTags - 選択したリソース上で複数のタグ・キー定義を追加、更新および削除します
  • ListBulkEditTagsResourceTypes - バルク・タグ編集をサポートするリソース・タイプをリストします