rcloneを使用したオブジェクト・ストレージへのスナップショットのバックアップ

このプロセスに従って、rcloneユーティリティを使用してスナップショットをバックアップできます。

1. お使いのオペレーティング・システム向けの手順(https://rclone.org/downloads/)を使用して、rcloneをインストールします。

2. 次の情報を含む~/.rclone.conf構成ファイルを作成します:

   [myobjectstorage]
   
type = s3
   
provider = Other
   
env_auth = false

   access_key_id = <access_key_of_customer_secret_key>

   secret_access_key = <key_generated_when_creating_the_customer_secret_key>
   
endpoint = <object_namespace>.compat.objectstorage.<region>.oraclecloud.com

   ノート
   
   顧客秘密キーの取得の詳細は、顧客秘密キーの作業を参照してください。

3. rcloneがオブジェクト・ストレージにアクセスできることを確認します:

   $rclone ls -vv myobjectstorage:/<some_existing_bucket>

4. 必要に応じて、スナップショットを作成します:

   $sudo mkdir <fss_mount_point>/.snapshot/<snapshot_name>

5. copy、copytoまたはsyncオプションを使用して、スナップショットをオブジェクト・ストレージにコピーします:

   $rclone copy --progress --metadata --copy-links <fss_mount_point>/.snapshot/<snapshot_name> myobjectstorage:/<oci_object_source_bucket>/<snapshot_name>/

   ヒント
   
   ファイル・ストレージ・ディレクトリ・パスはいずれも、rcloneコマンドのソースとして使用できます。

   コマンドの使用方法とオプションの詳細は、rcloneのドキュメントを参照してください。