同時マルチスレッドの無効化

コンソールまたはCLIコマンドを使用して、インスタンスで同時マルチスレッド(SMT)を無効にできます。

  • ベア・メタル・インスタンスの場合、同時マルチスレッドの無効化、コアの無効化、NUMA設定の最適化など、オプションでBIOSの詳細設定を構成します。「BIOSの詳細設定を表示する」をクリックし、構成するオプションを選択します。使用可能な設定はシェイプによって異なります。
  • 仮想マシン・インスタンスで、同時マルチスレッドを無効にする場合は、「拡張OCPUオプションの表示」をクリックし、「同時マルチスレッド(SMT)の有効化」の選択を解除します。同時マルチスレッドはデフォルトで有効になっています。

    詳細は、インスタンスの作成を参照してください。

SMTステータスの確認

インスタンスのSMTのステータスを確認するには、次に示すステップに従います。コアあたりのスレッドは、SMTがオンかオフかを示します。コアごとに1つのスレッドがある場合、SMTはオフになります。コアごとに2つのスレッドがある場合、SMTはオンになります。

LinuxのSMTステータスを確認するには:

  1. インスタンスにSSHを実行します。
  2. インスタンスのIPを取得するには、次を入力します:
    $ oci compute instance list-vnics --instance-id 
    $ instance_id --query ‘data[0].“public-ip”’
    $ ssh opc@“public ip returned above”
  3. インスタンスのシェルでは、戻り値は次の例のようになります。この例では、SMTはオフです。
    % lscpu | grep Thread
    Thread(s) per core:    1

WindowsのSMTステータスを確認するには:

  1. インスタンスへのリモート・デスクトップ(RDP)。
  2. PowerShellで、次の問合せを入力します。
    Get-WmiObject -class win32_processor | ft NumberofCores,NumberofLogicalProcessors
  3. 戻り値は、次の例のようになります。この例では、SMTはオフです。
    NumberofCores    NumberofLogicalProcessors
    1                1