容量タイプ

コンピュート・インスタンスの起動時に使用するホスト容量のタイプを選択できます。オンデマンド容量がデフォルトですが、かわりに、プリエンプティブル容量、容量予約または専用容量を使用できます。

  • オンデマンド容量: 使用するコンピュート容量に対してのみ支払います。オンデマンド容量では、コンピュート容量に対して秒単位で支払い、シェイプに応じて、インスタンスが実行されている秒数に対してのみ支払います。大規模なワークロードを起動する場合、容量の可用性は保証されません。
  • プリエンプティブル容量: プリエンプティブル容量を使用すると、プリエンプティブル・インスタンスを使用して、短時間のみ実行する必要があるワークロードや、容量の再利用時に中断できるワークロードを実行することで、コストを削減できます。プリエンプティブル・インスタンスの動作は通常のコンピュート・インスタンスと同じですが、他の場所で必要になった場合は容量が再利用され、インスタンスは終了します。詳細は、プリエンプティブル・インスタンスを参照してください。
  • 予約容量: 将来使用するために容量を予約し、いつでも必要に応じてコンピュート・インスタンスを作成するための容量を確保します。予約済容量は、予約に対してインスタンスを起動するときに使用されます。これらのインスタンスが終了すると、容量が予約に戻され、予約の未使用容量が増加します。未使用の予約済容量は、使用済の予約済容量とは異なる方法で計測されます。詳細は、容量予約を参照してください。
  • 専用容量: 単一テナントであり他の顧客と共有されていない専用サーバー上で、VMインスタンスを実行します。この機能では、共有インフラストラクチャを使用できない分離のコンプライアンス要件と規制要件を満たすことができます。また、この機能を使用すると、サーバー全体のライセンスを取得するために必要なノードベースまたはホストベースのライセンス要件を満たすこともできます。詳細は、専用仮想マシン・ホストを参照してください。

サービス制限およびコンパートメント割当ては、すべてのタイプのホスト容量に適用されます。予約済容量については、予約済容量のリクエストがサービス制限を超える場合は、容量を予約する前にサービス制限の引上げをリクエストします。詳細は、サービス制限を参照してください。