Cloud Shellの既知の問題

Cloud Shellで既知の問題が識別されました。

Goおよび.NETランタイムに対して'Generic_X86_ARM'シェイプで作成されたファンクションは、ARM Cloud Shellを使用してデプロイできません

Goおよび.NETランタイム用に'Generic_X86_ARM'シェイプで作成されたファンクションは、ARM Cloud Shellを使用してデプロイできません。

詳細
docker buildxを使用したOL7 ARMのクロス・コンパイルの問題により、Goおよび.NETランタイムに対して'Generic_X86_ARM'シェイプで作成されたファンクションをデプロイすると、次のようなエラーが発生します。
=> ERROR [linux/amd64 build-stage 5/6] RUN go mod tidy
------
 > [linux/amd64 build-stage 5/6] RUN go mod tidy:
0.417 go: error while loading shared libraries: libpthread.so.0: failed to map segment from shared object
------ 
回避策
優先クラウド・シェル・アーキテクチャを切り替えるオプションがあるユーザーは、クラウド・シェルのActionsメニューからX86_64アーキテクチャを選択してエラーを解決できます。

GradleはCloud Shellに事前にインストールされていません

GradleはCloud Shellに事前にインストールされていません。

詳細
GradleはCloud Shellに事前にインストールされていません。
回避策
Gradleは、https://services.gradle.org/distributionsからダウンロードしてホーム・ディレクトリにインストールできます。
たとえば、8.0.2バージョンのGradleをインストールするには、Cloud Shellで次のコマンドを実行します。
$ curl -LO https://services.gradle.org/distributions/gradle-8.0.2-bin.zip 
$ unzip gradle-8.0.2-bin.zip 
$ export GRADLE_HOME=./gradle-8.0.2 
$ export PATH=$GRADLE_HOME/bin:$PATH 
インストールが成功したことを確認するには、次のコマンドを実行します。
$ gradle --version 
次のような出力が表示されます。
Welcome to Gradle 8.0.2!

Cloud Shellで実行中のGo SDKが一部のリージョンを自動的に検出できない

詳細: 依存関係の1つに問題があるため、SDKに認識されない可能性のある新しいレルムを顧客が自動的に使用できるようにするGo SDK機能が、Cloud Shell内で機能していません。

この機能を使用するCloud Shellでコードを実行しようとすると、次のエラー・メッセージが表示されます:
can not create client, bad configuration: failed to get security token: failed to renew security token: failed to get security token: failed to call: Post "https://<endpoint>/v1/x509": dial tcp: lookup <endpoint> on 127.0.0.11:53: server misbehaving
panicked while retrying operation. Panic was: runtime error: invalid memory address or nil pointer dereference

回避策: この問題を解決するには、Go SDKのインスタンス・メタデータ・サービスを使用したリージョンの解決を有効にします。詳細は、リージョンの追加を参照してください。